ふたば大樹知的財産事務所 > メディアFTIP > 著作権 2024.10.03 サイバー曼荼羅 −コンピュータ文化をカウンターカルチャーのフィルタを通したときに見える世界−【第12回:世紀末に向けて遣われしもの】 アップルⅠを発売してからもなお、ウォズはアップルⅠの改良・開発に勤しみ、アップルIIの完成にこぎつけた。アップルIIは、アップルⅠの発売から1年後の1977年に発売された。このアップルIIは、キーボード、CPU、メモリ及... 2023.12.20 ポスト知財〜知的財産権による保護から逸れてしまった「アウトサイダー」な情報財で事業競争力を向上させる考え方〜 1.「ポスト知財」のコンセプト アイデア、思想、コンセプト、設計等といった各種の情報財の中には、社会に有用性をもたらすとして、メディア(情報伝達手段)あるいはフレームワークとしての知的財産権で保護されるものがある。特許権... 2023.07.21 江戸川乱歩を味わいながら少しだけ著作権を考える ※本記事は、知財系ライトニングトーク#21 拡張オンライン版 2023 夏に参加しています。 1.江戸川乱歩 我が国の推理小説の作家で真っ先に頭に思い浮かぶのは、おそらく江戸川乱歩であろう。世代が限られるかもしれないが、... 2023.05.19 サイバー曼荼羅 −コンピュータ文化をカウンターカルチャーのフィルタを通したときに見える世界−【第5回:ハッカーたちの共同作業】 オープンソースソフトウェアとは、ソースコードを公開し、複製・改変・改変結果の配布を許諾するライセンス(オープンソースライセンス)を伴ったソフトウェアのことであるが、エリック・レイモンドとブルース・ペレンスが設立したオープ... 2023.04.11 サイバー曼荼羅 −コンピュータ文化をカウンターカルチャーのフィルタを通したときに見える世界−【第4回:自由の番人とその霊感を得たもの】 リチャード・ストールマンが始めたフリーソフトウェア運動は、ソフトウェアという情報を自由に共有するという思想を普及させるための活動であり、この普及のための道具として、コピーレフトが作り上げられた。著作権を英語で「コピーライ... 2023.03.24 サイバー曼荼羅 −コンピュータ文化をカウンターカルチャーのフィルタを通したときに見える世界−【第3回:尊師が導く先にあるもの】 ソフトウェアという情報は自由に享受されるべきであるという信念に基づいたフリーソフトウェア運動を主導したのは、あるときには畏怖の念とともに、あるときには嫌悪の感情とともに語られる突き抜けたハッカーのリチャード・ストールマン... 2023.03.06 海賊党の知財ポリシー 1.海賊党とは スウェーデンで発祥して、ヨーロッパ諸国を中心として各国で次々に立ち上げられた海賊党というセンセーショナルな名称の政党が、近年、その活動領域を広げている。この海賊党は、開発したファイル共有ソフ... 2022.12.13 ロックで感じる「パクリ」 −盗用とオマージュとインスパイアの境界をゆるく体感する− 1.「パクリ」とはなにか 小説、漫画、アニメ、映画、演劇、写真、絵画、音楽等といったあらゆる文化的創作物は、創作者の個性(オリジナリティ)が表現された著作物として著作権法で保護される可能性があります。 創作者の個性が活か... 2022.11.24 ザ・フーのファースト・アルバムの数奇な運命 −レコードの原盤権がもたらした悲劇?− 1.ファースト・アルバムの悲劇 ザ・フーという英国のロック・バンドをご存知であろうか。ビートルズ、ローリング・ストーンズと並んで3大ロック・バンドとも称される(「3大〜」と括るのは日本人の得意技らしい。)ほど、世界的には... 2022.10.21 HELP!誰か教えて! -ビートルズの楽曲の著作権の移転の経緯- ※本記事は、知財系ライトニングトーク#18 拡張オンライン版 2022 秋 に参加しています。 1.はじめに ビートルズの多くの楽曲の著作権は、2022年現在、世界最大の音楽出版社であるソニー・ATVミュージックパブリッ...
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