ふたば大樹知的財産事務所 > メディアFTIP > 音楽 2024.06.05 サイバー曼荼羅 −コンピュータ文化をカウンターカルチャーのフィルタを通したときに見える世界−【第11回:パーソナルコンピュータの芽生え】 西海岸でコンピュータの民衆化の動きが本格化する少し前の1971年、ヒッピーの聖典である『ホール・アース・カタログ』は、巻を重ねるごとに大ヒットをとばす雑誌となっていた。『ホール・アース・カタログ』の大ヒットで、スチュアー... 2024.02.29 サイバー曼荼羅 −コンピュータ文化をカウンターカルチャーのフィルタを通したときに見える世界−【第10回:コンピュータを人々の手に】 あらゆるカウンターカルチャーが隆盛した60年代のカリフォルニアを震源地としたコンピュータ革命は、カリフォルニアという場に宿る霊気によってなのか、70年代に入ってから、人々がコンピュータを自由に使える世界を実現しようという... 2023.10.23 サイバー曼荼羅 −コンピュータ文化をカウンターカルチャーのフィルタを通したときに見える世界−【第9回:パーソナル・コンピュータ前史】 コンピュータは、かつて、象牙の塔の中の曲がりくねった道の先にある隠し部屋に鎮座する神聖な御本尊であった※1。ジェット機をプライベートジェット機として個人で所有するという考えが、限られた特権階級以外には今でも「妄想」である... 2023.09.20 サイバー曼荼羅 −コンピュータ文化をカウンターカルチャーのフィルタを通したときに見える世界−【第8回:ハッカー誕生】 サイバーな世界の歩みには、いつだってハッカーが存在している。60年代にロックが世界を変えると信じられていたように、ハッカーは、コンピュータが世界を変える可能性を信じ、その可能性の実現に情熱(といったら軽いかもしれないぐら... 2023.08.21 サイバー曼荼羅 −コンピュータ文化をカウンターカルチャーのフィルタを通したときに見える世界−【第7回:ヒッピーとサイケデリックの時代】 これまでみてきたように、サイバーな世界を紡ぎ出してきたハッカーは、ヒッピーと大きなつながりを持っているが、そのヒッピーの源流をたどり、彼らの運動によって産み落とされた文化的遺産(主に音楽面での遺産)に触れつつ、社会的な影... 2023.07.21 江戸川乱歩を味わいながら少しだけ著作権を考える ※本記事は、知財系ライトニングトーク#21 拡張オンライン版 2023 夏に参加しています。 1.江戸川乱歩 我が国の推理小説の作家で真っ先に頭に思い浮かぶのは、おそらく江戸川乱歩であろう。世代が限られるかもしれないが、... 2023.06.21 サイバー曼荼羅 −コンピュータ文化をカウンターカルチャーのフィルタを通したときに見える世界−【第6回:巨人が作ったソフトウェアビジネス】 ソフトウェアの世界は、これまでみてきたフリーソフトウェア及びオープンソースソフトウェアに、プロプライエタリソフトウェアを加えた三位一体で成立している。プロプライエタリソフトウェアとは、ソフトウェアを書いたプログラマ(著作... 2023.05.19 サイバー曼荼羅 −コンピュータ文化をカウンターカルチャーのフィルタを通したときに見える世界−【第5回:ハッカーたちの共同作業】 オープンソースソフトウェアとは、ソースコードを公開し、複製・改変・改変結果の配布を許諾するライセンス(オープンソースライセンス)を伴ったソフトウェアのことであるが、エリック・レイモンドとブルース・ペレンスが設立したオープ... 2023.04.21 バタシー発電所と建築物の意匠(主にバタシー発電所を中心とした建築物の建築美について 建築物の意匠をトッピングとして) ※本記事は、知財系ライトニングトーク#20 拡張オンライン版 2023 春に参加しています。 1.バタシー発電所について バタシー発電所を知ってもらうに際して、まずはバタシー発電所に対する私の思い入れを記すことから始めた... 2023.04.11 サイバー曼荼羅 −コンピュータ文化をカウンターカルチャーのフィルタを通したときに見える世界−【第4回:自由の番人とその霊感を得たもの】 リチャード・ストールマンが始めたフリーソフトウェア運動は、ソフトウェアという情報を自由に共有するという思想を普及させるための活動であり、この普及のための道具として、コピーレフトが作り上げられた。著作権を英語で「コピーライ... 1 2 »
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